東洋英和女学院中学・高等部
定期テストの
点数を上げます！

東洋英和女学院は、二期制で、キリスト教の精神に基づいた人間教育を目指し、毎朝コールと呼ばれる朝礼、その後20分間の礼拝、聖書の授業を行っています。
学習面においても、国公立大では、東大、一橋大をはじめ東京芸大、千葉大などに多くの合格者を出し、早慶上智など難関私大合格にも安定した実績を上げています。
中学部では、約200名のうち、80名近くが、内部進学で東洋英和に来たお子さんです。クラスは、5クラスに分かれていますが、英語の授業の際は、そのクラスを半分に分けて授業を行います。

東洋英和女学院中学部・高等部では以下の教材を授業で取り扱っています。成績を決めるうえで重要となる定期テストは、基本的にこれらの教材の内容から出題されるため、教材に沿った勉強を行い、理解することが重要です。

『Progress In English 21 Book 1』、準拠ワーク、セルフスタディ、ペンマンシップ、『Active Phonics（松香フォニックス研究所）』『Orientation Program』、プリントと『Starting Out（オリジナル）＋CD（英会話）』

『体系数学』など

『国語Ⅰ』、『漢字の仕上げ』、授業プリントなど

『中学校科学1（東京書籍）』『実力練成　分野別理科　第1分野・2分野（文理）』『新しい科学』『アドバンス』

『社会科　中学生の地理（帝国書院）』『新編　中学校社会科地図（帝国書院）』『アドバンス　中学地理資料（帝国書院）』、『新編　新しい社会　歴史（東京書籍）』『グラフィックワイド歴史（東京法令出版）』など

東洋英和女学院中学部・高等部の定期テストの難易度は標準的です。出題内容もほとんどが授業内で扱われた内容から出題されるため、どの教材からどのように出題されるかを分析した上で勉強する必要があります。
各教科の定期テスト対策のポイントは以下の通りです。

東洋英和の英語のテストは、教科書・ワークの範囲から出題されます。
英会話のテストのリスニングの問題では、問題文を聞いて、選択肢を選ぶ、という一般的な回答方法ではなく、答えの文章を自分で書くという難度の高い問題が出題されます。英会話のテストは、リスニングが中心ですが、他にイラストを見て答えるという問題が出題されます。こちらも、選択肢から選ぶというわけではなく、自分で文章を作成して解答します。記述式の問題が多いため、文章を書くことに慣れておくことが大切です。
英語のテストは並び替え問題、単語などがバランスよく出題されます。いろいろな問題形式に慣れておきましょう。単語は大切な得点源です。教科書・ワークの復習をしっかりし、単語を何度も練習しておきましょう。

定期テストは授業内容から出題されますが、応用問題はほとんど出ません。出題の割合は教科書4割・準拠問題集4割・プリントから2割の出題となっており、準拠の問題集を間違いなく解けるようにしていけば、点数がとれます。
定期テスト以外には小テストも頻繁に行われます。代数と幾何を合わせて評価されるので、どちらも手を抜かずに取り組んでいきましょう。
数学の評価は、定期試験の点数以外に、その他の試験の点数と、宿題および提出物、授業での様子を総合して評価されます。
提出物も成績に含まれるため、期限内に出すことが大切です。計画を立てて、しっかり提出するようにしましょう。

東洋英和の国語のテストでは、漢字の問題が個別で出ることはありません。本文中のひらがなを漢字で示す(もしくは漢字の読みを答える)という出題の仕方です。そのため、テストのために漢字練習をする際は、一緒に教科書の音読も兼ねましょう。
すると、問題を見てすぐ解答が出来ます。また、教科書の文章を何度も読むことで、テスト中にもう一度出題された文章を読む必要がなくなり、時間短縮につながります。
中2以降は古文と現代文でテストが分かれます。古文のテストでは、先生が授業中に説明したことが大切です。授業中に板書以外のポイントもノートにとると、テスト前の復習に役立ちます。
国語の成績は、定期テスト＋提出物＋作文で評価されます。
テストの点数以外に、提出物も成績に加味されるので、提出期限は必ず守りましょう。

理科はⅠ、Ⅱ分野ともに練習問題のプリントから出題されます。実験で習ったことも出題されますので、毎日の復習をしましょう。また、例えば顕微鏡の使用法など、用語の暗記だけでは解答できないものもあります。実験は参加するだけでなく、実験の意味や使用法など、自分で理解しながら参加することが大切です。

社会のテストは問題量が多いです。地理のテストでは、自分で地図上に線を引く問題、現象の理由を答える記述問題があります。どのような問題形式でも解答できるように、ただ用語や名称を暗記するのではなく、原理原則から答えましょう。

東洋英和の高等部に内部進学するためには、9月に実施される、主要5教科の学力テストを受ける必要があります。
日常生活に問題がなければ、希望者全員が進学できますが、高等部の授業で苦労しないためにも、中学の学習範囲は、中学のうちに完全に固めておくようにしましょう。
また、学年順位下から30番以下には毎日補習があります。